看護師を目指す前も仕事はしていました。月〜金の9時〜17時 土日祝が休み。
今考えると、めっちゃいい環境！（笑）
その分、給料も安い。そして、やりがいもなかった。
本当の気持ちは、給料よりも、もっとやりがいがある仕事がしたかった。
子どもも小さかったから、上司はそこまで仕事を任せることはできなかったんだと今になったらわかる。
あと、金銭的にもしんどかったのはあった。
3年間の学生、その後の看護師としての賃金。
現状維持の賃金。
前者の方が、パパっと考えただけでも理解できた。
気持ちは看護師。
根拠のない自信を持ちつつ、気持ちと行動が動いた。
「看護師になろうと思ってるねん。」
え・・・？？？
という顔をされましたが、
母は、「あんたが決めたんなら頑張り！！なんでも協力するから。」
父には、報告したかな？？
影から、そっと応援してくれていたように思います。
「看護師なろうと思うから。」
ん？？？？？
キョトンとした顔。
「生活どうするん？」
「まず受験して合格してから考えるから。」とわたし。
旦那・・・・・。
このときは、わたしの本気度も伝わっていなかったかな。
そして、合格するなんて思っていなかったと思う。
そんな表情が見えてたから余計に頑張れたんだな。
1歳、3歳。
手がかかるけど、保育園に通っている間がチャンス！！
あなたたちが、成長したとき、きっと看護師になったことをよかったと思えるはず。
そして、こどもが小さいから、こどもがいるからと、こどものせいにしてあきらめたくなかったから、がんばれたよね。
よし！
看護師になろう。
高校のとき、先生が言ってた言葉を思い出しました。
「看護師は、看護学校に入ればなれるから。」
勉強しないと！！
夕食を食べ終わって、旦那に子どもをお願いして本屋さんに行きました。
（きっかけの電話が木曜日。本屋に行ったのは土曜か日曜日だったと思います）
看護学校入試本が置いてあるところに行き本を３冊購入しました。
・現代文
・数学
・小論文
看護師になろうと思ったのが、9月中旬だったので11月の社会人入試を目標にしました。
もうすでに、願書提出が終了している学校もありました。
来年の4月に看護学生になる！！！
あと半年。
入試まで2ヵ月。
時間がない！！
けど、まだ2ヵ月ある！！
無理なら次の年でもいい。
でも、できることなら1年早く入学したい。
やれるだけやろう！！！
その日の夜から、行動が変わりました。
まず、ビールをやめました（笑）
そして、朝の3時起きを決めました。
意識が変わると、目に見える景色も変わってきました。
怖い気持ちより、挑戦すると決めた自分を応援したい。
今まで逃げてきた人生を取り戻せるなら取り戻したい。
37歳のわたしは必死で取り組みかかろうとしていました。
一言でいうと、やる気はあるけど自己肯定感が低い人。
真面目で責任感が強い。よくリーダーに抜擢される。
だけど、心の中では自信がなくて、コミュニケーション能力も低い。
家に帰ってぐったり。
今まで、特に目標もなく、挑戦もせず、おかれた場で過ごす。
そんな、面白みも何にもないのがオニさんなんです。
でも、そんな私でも、やる気がでたら（やる気を作ったら）できたんです。
看護師になれたんです。
「もう、年だし。」
いつも、そう考えていました。
だけど、
チャンスは今！
今が一番若い！
できた人がいるってことは、私もできる！
やらないで逃げてばっかりだった。
挑戦しよう！
やる気を奮い立たせて
できる！
できる！
と、自分をとにかく応援しました。
やる気って、出てくるときもあるけど、作れます。
オニさんのやる気ファイル
●年齢は背番号（今が一番若い。来年は年を1つとる。）
●ほかの人にできたのなら私もできる（根拠のない自信を持つ）
●今までの後悔は挑戦しなかった後悔が多い（今までの後悔を跳ね返す）
●言い訳探す前にやってみよう（逃げる癖をやめよう）
●結果は後からついてくる（駄目なこと考えてる場合じゃない、やる）
何度も何度も繰り返し唱えていました。
自分を応援しました。
そうしないと、普段の私に戻ってしまうから。
やる気を作って、なりたい自分を作っていく。
その心構えが、看護師になろうという覚悟になりました。
まず、はじめたことは、情報収集です。
看護学校ってどこにあるの？
いつ入試？
わたしって入れるの？
何をしたらいいの？
思うがまま検索しました。
気持ちが焦るのと、新しい事への挑戦でわくわくしていました。
こんな状況でしたが、行ったことのまとめとして
行ったこと
・ノートを１冊つくる
・学校ごとのページを作る
・入試日、入試科目
・学費
・学校の特色
・社会人入試の有無
上記を、ノートに書くことで比較ができ頭の中が整理されます。
ただ、検索するだけではネットサーフィンになってしまいます。
書いて残す。そうすると、いつでも確認できます。
わたしにとって、ノートを作ることまずは看護師になる道の第一歩となりました。
当時37歳。
平日9時から17時までの営業事務をしていました。
育休あけで1歳と3歳の子育て中。
このまま定年までずっとその会社に居続けると思っていました。
しかし、1本の電話で人生が一変しました。
履歴書の束を手に「一緒に仕事をしましょう！！」と、たくさんの人に一日中電話をかけていました。
そんなとき・・・
「すみません。今は看護師になったんで仕事はいいです。」と、返答が返ってきたんです。
わたしは、「そうなんですね。わかりました。頑張ってくださいね。」と、言い電話をきりました。
電話を切った後のことを8年前ですが、今でも鮮明に覚えています。
体中に電気が走ったような衝撃でした。
え？？？
看護師？？
今からでもなれるの？？
なれるやん！！！！
実際、なってる人いてるやん！！！！
すごい！！すごい！！
体中の力がみなぎってきて、ドキドキしてたまりませんでした。
今考えてもすごいと思います。
たった1本の電話で人生が変わるんです。
わたしは、その人が履歴書で30代後半子どもが2人いることを知りました。
その状況でも、看護師になれるんだ。
看護師になったんだ。と、先駆者のありがたみをとても感じました。
もし、今現在、「昔は看護師になりたかったのにな。」
という思いを持っているのであれば、挑戦してほしいと思います。
はじめましてオニさんです。
40歳で看護師になりました。
現在44歳。看護師になろうと思ったきっかけや、看護学校入学までの気持ちや準備したことなど発信していけたらと思っています。
もし、「看護師になりたかったな。」
と、思いながら違う職業についている人や、子育てをしている人達に勇気と現実をお伝えできればと思いブログをはじめました。